現在進行形のレクサス オールラインナップ試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
レクサスがトヨタと決定的に違うところとして、各モデルがほぼ毎年、着実に進化していくという点が挙げられる。いや、弛まぬ熟成は進化だけでなく深化にも繋がっていると言うべきだろう。
そんなレクサスにとっては恒例となっているメディア向けのオールラインナップ試乗会が開催された。今回の目玉は、先日、登場3年目にして初のマイナーチェンジを敢行したLS。実際にはこれまでもアナウンスされているもの・いないものを含め、これまでに様々な改良の手が加えられてきたLSだが、今回は「マイナーチェンジ」と堂々謳っているだけに、より大きな跳躍が期待できるはずである。ここでは、そんなLSを中心に現在進行形のレクサスの姿をお伝えしたいと思う。
GS、ISからスタートした新生レクサスのフラッグシップとして2006年にデビューしたLSは、日本ではセルシオとして売られた初代LS400以降、ひさびさに世界のプレミアムカー市場にインパクトを与えるクルマだったと評することができる。特にこのセグメント初のハイブリッド車となったLS600h/hLの登場は、それを決定づけるものだったと言えるだろう。海外誌に、より小排気量のディーゼルモデルを引き合いに出しての偏った比較記事が幾度となく掲載されたものだ。
もちろん世界の、特にドイツのライバルを凌駕したとは言わない。しかし同じ土俵で比較され、勝負する存在として認知されたことは紛れもない事実である。
しかしレクサスの開発陣は、当然だがそれだけで満足はしなかったらしい。それこそ世界のライバルに譲る部分はまだ多いし、何より日本の市場を見れば、望んでいたほど輸入車のユーザーを誘引できてはいないという現状が、その背景にはある。
新しいLSは、本気でその状況を変えようとしている。それが今回入念に試乗した上で得た確信である。それもいかにもレクサスらしい、レクサスにしかできない方法で、だ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ポルシェのフィーリングを20万円で体感!? ラフェスタの走りがマジでいい! 新社会人にオススメしたいクルマ7選
VW「ゴルフGTI」で「ゴルフ」通いはできる? スポーツモードは「1番ウッド」並みに気持ちよくかっ飛びます【AMWリレーインプレ】
藤井誠暢「この場に戻って来られて嬉しい」 ファグ「良い気分で帰れそう」【第3戦GT300決勝会見】
笹原「結構厳しかった」 アレジ「ミスなく走れたのは右京だからこそ」【第3戦GT500決勝会見】
【最終結果】2024年WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニア パワーステージ後
フォルクスワーゲン・ティグアン 詳細データテスト おすすめは実用グレード デジタル化はほどほどに
D’stationが初優勝の独走ポール・トゥ・ウイン。最重量mutaはレースでも強い/第3戦GT300決勝レポート
タナクが0.2秒差で逆転。ヒョンデ復帰後初勝利、日曜最速はヌービルに/WRCイタリア最終日
中古車狙ってる人必見!! 無給油・充電だけで「1000km」走ってわかった初代アウトランダーPHEVの実力
ニュルブルクリンク24時間耐久レースの裏側に潜入取材! 極寒のパドックをレポートします【みどり独乙通信】
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?